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ロクオン兄さんが、兄さんが…(涙)

2日過ぎた今も、あとひいてます。

多分ね、忘れた頃に出現すると思うんだ。

5話目?くらいの冒頭のお墓参りのシーンは

その伏線のような気がするから。

でもそれは、兄さんその人ではないんだろうな。ぐすん。



兄さんの「生きる姿勢」が好きでした。

自分のしていることの矛盾を理解しながら、

その重さにも逃げずに

揺らがずに

まっすぐに立ち向かっている姿が。

その上で、揺らぐ他のコたちを支える懐の深さに

焦がれていました。



他のメンバーには、心のよりどころがすぐ傍にあるけれど

例えばスメラギさんはお酒だったり、ティエはヴェーダだったり、

フェルトはハロだったり、セツナは搭乗機体だったり。

兄さんには「形」としてあるのは、自分の身体だけ。

その中に残る、幸せだった頃の思い出。

一桁、もしくは二桁になったばかりくらいの年齢から、

「思い出」だけで自己を確立するのは

辛く切ないことが多かったはず。

それが幸せなものであれば、あるほどに。

それを僅かも感じさせない強さも、

みんな、亡き家族の仇をとるためだったのが、

今思うととても悲しい。

アリーとのバトルは、

兄さんが押さえ続けていた感情が

計り知れないほど深く激しいものだったと

改めて感じました。

対するアリーも、

自分の行いがもたらす結果を誰よりもわかっていながら、

それが自分の生き方だと、降り注ぐ砲弾の中で胸を張って

佇んでいるような人で。

ホント、悪い男なんですけど、

人間としてどうよ?ってくらい悪いんですけど、

その揺るがない強さにはどうしようもなく惹かれるのです。

魂の根底に「愛」が横たわる強き者と

「業」がはびこる強き者同士の、魂のぶつかり合いは

見ていて背筋が凍りつきました。

「愛」も「業」も人間が生きるうえで必要なもの。

どちらが正しくて、どちらが悪いと決めつけられものではないのに。

「戦争」は、それを決めなければ決着がつかない…

涙は流れなかったけど、

とても、とても淋しかった。

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